Pentax「Super Multi-coated Takumar 150mm F4」分解・超音波洗浄
◎今回はとあるリサイクルショップのジャンク箱にカビジャンクで転がっていたPentax「Super Multi-coated Takumar 150mm F4」を買ってきて、分解し超音波洗浄してみた時の記録になります。
巷では、超音波洗浄器だとコーティングが剥げるのでお勧めできないと言われています。
でもそれは良く読むと、メガネのプラスチックレンズを何回も超音波洗浄した時の話みたいで、今回みたいに1回きりなら問題は無いと思われます。
しかしながらミノルタなどのAC(アクロマチックコーティング)などは超音波洗浄をすると1撃で剥げる可能性もあるかもしれません^^;
今まで3回ほどタムロン、タクマー、キャノンなどを超音波洗浄しましたが、コーティングが剥げたりする事はありませんでした…
が!! レンズの周囲に塗ってある黒色のコバは剝がれるのでちょっとめんどいです^^;
それに頑固なカビ痕までは奇麗になりませんでしたorz
いきなり結論から言ってしまうと、やはりレンズは外して手で丁寧に拭くのが一番奇麗になります。(苦笑)
マニュアルフォーカス・フルフレーム35mm マウント: M42 絞り羽根枚数: 6枚
レンズ構成: 5群5枚 開放値: F4 最小絞り: F22 最短撮影距離: 1.8m
最大撮影倍率: 0.1 フィルター径:49mm 外寸: 59x95mm 重さ: 330g
①カビジャンク Pentax「Super Multi-coated Takumar 150mm F4」
前群レンズから後群レンズまでほぼカビで埋め尽くされています^^;
きっとレンズケースに入れて押し入れに何十年も入れっぱなしだったんでしょうね…
ここまでカビてしまった場合、頑張ってレンズを奇麗に拭いてもコーティングには必ずカビ痕が残ってしまいます。
②とりあえず分解してレンズを取り出します
シンプルな単焦点レンズなので分解はそれほど難しくありませんが、レンズの向きだけは間違えないようにします^^;
ヘリコイドグリスに問題がある場合や、絞り羽根の動きが渋い場合はついでに整備をしておくと良いです。
③外したレンズと鏡筒を超音波洗浄します!
カビが鏡筒に残っているのが嫌だったので、ついでに超音波洗浄しました^^;
④見た目はとても奇麗になりますが…
やはりレンズ表面の仕上げはクリーニングペーパーで行わなければなりませんでした^^;
とりあえずコーティングは問題ありません。
しかしこの頃のタクマーって、120mmとか150mmとか際どい焦点距離を揃えていますよね^^;
そんなタクマーを気に入ってますが♪
⑤「Super Multi-coated Takumar 150mm F4」の作例
カメラは「Canon EOS KISSx3」で、確かほとんどの画像は絞り開放で撮影したと思います^^;
⑥バイパスから見える「おりーぶ」
あそこのブックオフバザーで良くジャンクレンズなどを買いました。
何故か珍しいレンズばかりで、しかも安い!!
引っ越したのでもう行く事ができないのが残念です。
⑦街路樹と青空
ピンは街路樹に合わせているので、青空はボケてます。
⑧歩道の垣根など
ちょっと雑草が多いです。
⑨レクサス
最近ちょっと外車が減ってレクサスが増えた気がします…
なんだかんだ言って外車は故障が多いですし、修理代や車検代が凄いですからね^^;
知り合いの多くはそれで手放しました…
因みにハイブリッドベンツの高額修理代の最高は460万と言うのをYoutubeで見ました。
⑩車のサイドミラー
ドライバーの顔は見えない角度。
⑪雑草
⑫信号機
何か田舎ほど信号無視が多い気がしますねぇ^^;
⑬釣具屋の看板
釣りはしませんが、たまにはやってみたい気もします。
⑭ドフ
良い物が入ってくるお店って何故か決まっているように感じます^^;
最近はFL50mm f1.8の後期型のカビジャンクを懲りずに買ってきました(笑)
◎以上、【Pentax「Super Multi-coated Takumar 150mm F4」分解・超音波洗浄】でした!