Nikon 「IX-Nikkor 60-180 mm f/ 4.5-5.6」簡単にRepair、example
◎とあるリサイクルショップのジャンク棚にいつまでも売れないニコンのレンズがありました…
それは普通の35mmのカメラでは使えないNikon 「IX-Nikkor 60-180 mm f/ 4.5-5.6」。
自分も何度もスルーしていましたが、¥550という価格とミラーレスなら使える事を知っていたので買ってきてしまいました。
でも本当は20-60mmが欲しかったですねぇ^^;
☆今日の聖句
あなたは心をつくし、精神をつくし、力をつくして、あなたの神、主を愛さなければならない。
申命記 6:5 (口語訳)
①Nikon 「IX-Nikkor 60-180 mm f/ 4.5-5.6」
1998年発売、2001年生産終了 当時の価格は¥28.000 フードはHB-16(別売り)
レンズ構成は7群10枚 絞り羽根枚数は7枚 回転式ズーム 重さは220g
最小絞りはf32 最短撮影距離は1.2m 最大撮影倍率は1/5.5 ケースはCL-S1
外寸は62.5x69.5mm フィルター径は46mm プラマウント
(35mmシステムカメラには装着不可)
②レンズ後群から清掃していきます
後玉レンズは反時計回りに回して外せますが、レンズの固定はプラスチック枠を高周波で溶かして固定する、いわゆる「ハメゴロシ」の為に中にカビが生えていたらアウトです💦
レンズ後群(奥)も反時計回りに回して外し、表面のカビを清掃して組み立てます。
③レンズ前群の清掃
レンズ前群も吸盤オープナーで反時計回りに回して外せますが、こちらもレンズの固定はプラスチック枠を高周波で溶かして固定する「ハメゴロシ」の為に中にカビが生えていたらアウトです💦
後は組み立てて完成となります。
レンズ中群の清掃は全分解が必要になります。
全分解は別ブログにて記載予定ですので、リンクを貼るまでお待ちください^^;
④「IX-Nikkor 60-180 mm f/ 4.5-5.6」の作例
この「IX-Nikkor 60-180 mm f/ 4.5-5.6」は通常のニコンのカメラではマウントの問題で使えないので、ニコン1V1にお手製のマウントアダプターを付け、1段ほど絞った状態で取り付けました。
景色の作例は「ニコン1 V1」、フィギュア撮影は「ニコン1 J5 FT1」で撮影しています。
⑤松 180mm
⑥松 60mm
⑦鑑定団 60mm
⑧配達車 105mm
⑨交差点 60mm
⑩ドフ 60mm
⑪ブックオフ 85mm
ニコン1 V1はここまでです。
⑫ブツ撮り(プライズフィギュア・ブルマ)
60mm 開放f4.5
フィギュア撮影はニコン1J5に専用マウントアダプターFT1をくっつけ、レンズのマウント部の出っ張った遮光パーツを取り外して使ってみました。
拡大機能は使えるけど、機械的には絞られませんでした^^;
これはマウントアダプターが壊れる可能性があるので、決して真似をしないで下さい。
⑬180mm 開放f5.6
アイプリントがシンプルなこのフィギュアだと分かりにくいですね^^;
テレ端だと線は太めに感じました。
⑭85mm 開放f4.5
タイトー「彼女、お借りします」「更科瑠夏」プライズフィギュア
⑮120mm 開放
広角端は開放からとても良く写ります。
テレ端だと絞らないと諸収差で線が太く感じるかもしれません。
◎以上、【Nikon 「IX-Nikkor 60-180 mm f/ 4.5-5.6」簡単にRepair、example】でした!