オールドレンズ「D.Zuiko 40mm F2.8」でバンプレスト「EXQフィギュア 高海 千歌」を撮影
◎オリンパストリップ35を分解修理するついでに、付いているレンズ「D.Zuiko 40mm F2.8」をデジタルミラーレスカメラ(ニコン1 V1)に取り付けて、プライズフィギュアを撮影してみました。
①アイキャッチ画像「EXQフィギュア~高海 千歌~SUMMER ver.」
とりあえず「D.Zuiko 40mm F2.8」で撮ったバンプレスト「ラブライブ!サンシャイン!! EXQフィギュア~高海 千歌~SUMMER ver.」をフォトショップで合成加工しています。
レンズの絞りはおおよそf5.6、ローアングルで目にピンを合わせたのでちょっと下半身がボケて失敗でしたね^^;
②分解修理中の「オリンパストリップ35」とミラーレスカメラに取り付けた様子(左上)
「オリンパストリップ35」は昭和43年(1968年)に¥14,800で発売されました。
その後20年間も作られたロングセラー商品に!
今の商品サイクルの短いデジカメでは有り得ない事なので凄いと思います^^
レンズはこの頃の廉価版カメラ定番の3群4枚玉のテッサータイプ。
古いレンズ構成が今どきのデジカメに使われないのは「光の流れる向き」の問題で、センサーに対して直角に光が入らずに斜めから入るからだそうで、それが周辺減光の原因になるらしい…
今のレンズでも頑張って小型化している物って周辺減光が大きいですけどね^^;
ジャンクで買ってきたこのカメラは鏡筒がガタガタで、しかも前のオーナーさんがそこに瞬間接着剤を流し込んで大変な事になっていました(泣)
どうやらこのカメラは鏡筒のネジが緩みやすい欠点があるみたいですね…
でもこのカメラはとても合理的に作られており、分解修理はとてもやり易かったです。
この撮影の為にレンズを使っていた事もあり、まだバラバラの状態ですが(笑)
撮影に使ったカメラはもうすっかり古くなり、しかも絶版シリーズになったニコン1を
使っています。
やっぱりこのレンズはコンパクトボディに似合いますからね^^
ヘリコイドはそのまま使用、絞りユニットを取り外す代わりに「絞り代用のシャッター」を爪楊枝で調整して絞りを変えてます(笑)
但し、使っていると勝手に絞り代用のシャッター幕が動いていた事が多々あり、明るさを後から修正しています。
③それでは「D.Zuiko 40mm F2.8」で「EXQフィギュア 高海 千歌」を撮影していきます!
今回は屋外撮影してみました。
屋外で撮るとお腹周りとか陰影の立体感が良く出ますよね^^;
おそらく絞りはf5.6くらい。
今回は絞りを開放付近に拘ったのがちょっと失敗でした。
理由はこのレンズの開放性能が知りたかったのと、背景が五月蠅くなるのが嫌だったからです。
絞り代用のシャッターが閉じると猫目になってボケが縦に流れるのもありますが…
④
このレンズはちょっと白い被写体が飛びやすく感じました。
おそらくレンズのコーティングの劣化やバルサム劣化によるコントラスト低下が要因だと思います。
他の方の作例も白色は飛んでいたので…^^;
(レンズは清掃済み。 絞りの隙間は遮光しています)
⑤
⑥
絞らずにハイアングル気味で撮って失敗^^;
⑦
設計外の至近距離で撮っています^^
開放で使うと割とピントが浅く、これをゾーンフォーカスで使えるのか??、と思ってしまう程でした。
どうやら最短撮影距離は1.0mみたいですね^^;
⑧お気に入りの画像
やっぱり女の子に花が良く似合いますね^^
背景は咲き始めたアジサイです。
「D.Zuiko 40mm F2.8」はシンプルなテッサーながら万能でとても良く写るレンズだと思いました♪
⑨オマケ画像 「違うレンズで屋内撮影の場合」
使ったレンズはニコンの「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」。
カメラはフルサイズの「D700」
でも絞りがf8では足りませぬ^^;
⑩次回はこのフィギュア?
ラブライブEXQフィギュアの中ではトップクラスの完成度だと思うNozomi-chan!
まぁ、どうなるか分かりませんが^^;
◎以上、【オールドレンズ「D.Zuiko 40mm F2.8」でバンプレスト「EXQフィギュア 高海 千歌」を撮影】でした! (^^