「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」をミラーレスで☆
◎とあるリサイクルショップのジャンクコーナーに黒いカメラに交じって銀色に光るカメラが見えました。
すぐさまダッシュでそれを手に取ってみると、それは「オリンパス-35 EC」でした。
何で格安ジャンクなんだろう?
…と思って下を見たら鏡筒の先端が凹んでいたり、巻き戻しレバーのクラッチになるパーツが折れて無くなっていたりしました。
このカメラは下の造りがゴージャスなのにちょっとガックリ…
でも安かったので買ってきましたよ(笑)
直せなくてもレンズをミラーレスで遊んでみようと思ってましたし^^;
①ジャンクで買ってきた「オリンパス35 EC」落下品 (汗)
ジャンクの理由は落としてカメラ底部を破損しているからです^^;
これは修理後の写真で、レンズをミラーレスカメラで使う為に取り出した状態の35ECになります。
②鏡筒の化粧リングの凹み、部品折損多数…(汗)
うーん、状態はかなり悪かったですね^^;
とりあえず巻き戻しレバーのワンウェイクラッチみたいな部品は折れて無くなっていたので、とりあえずドリルで穴を貫通させました。
そしてワッシャーを削って似たような部品を作って付けて修理完了。(改良予定)
最悪だったのは鏡筒の衝撃でフロントの化粧リングを固定しているステーの特殊ネジが全て折損していた事です。(汗)
その奥のステーもグラグーラ(笑)
仕方なく奥のステーはカシメ直し&金属用接着剤盛り盛り。
特殊ボルトの折れたネジ部分は何とか全てネジ穴から救出、特殊ネジの折れた部分はミニグラインダーで削り取りました。
ここはそんなに強度が必要ない事が分かったので、金属用接着剤で固定する事にしました。
そのまま特殊ネジを接着ネジを接着すると指標の指示がズレるので、仕方なく穴をずらして開け直しました^^;
③落下修理は完了したので、レンズをミラーレスに取り付けます
とりあえず金属用接着剤が乾くまで養生。
今回はM42ヘリコイド、M42接写リングNo.1の組み合わせで∞~0.4mくらいの範囲でピントを合わせる事が可能となりました。
偶然なんですが、Cマウントレンズの部品を使ったら全てボルトオンで組み立てる事ができました^^
あと今回は内面反射対策として黒色の起毛紙を使い、絞りはF4くらいに切り込みを入れています。
「E.Zuiko 42mm/F2.8」のレンズ構成は「4群5枚」と書かれていますが、何となく気になるのでまた分解してみようと思います^^;
テッサーだったら3群4枚ですからね^^;
でもオリンパス35RCと同じレンズだからいいのかも。
④「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」の作例
使用カメラは1インチセンサーのミラーレス「ニコン1 V1」です。
絞りは切り込みでおおよそF4くらいだと思います。
⑤雑草
⑥雑草から覗いた滑り台
⑦家屋
⑧クレーン車
⑨ススキ
⑩夕日の橋を渡るタクシー
⑪夕日に反射するマンホール蓋
⑫夜の公園の水道(長秒露光)
⑬夜の公園の砂場(長秒露光)
なかなか長秒露光の写真は深みがあって面白いですね^^
またいろいろ撮ってみようと思いました。
⑭物撮り(プライズフィギュア)
これだけ近いとF4では被写界深度が足りませんね^^;
でも「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」って良く写りますね~~
やっぱり4群5枚の効果なんでしょうね^^
◎以上、【「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」をミラーレスで☆】でした! (^^