「SMC PENTAX-A ZOOM 35-70mm F3.5-4.5」で簡単にフイギュア撮影&ユニマウント
◎とあるドフ(ハードオ〇)にてカビジャンク¥500の「SMC PENTAX-A ZOOM 35-70mm F3.5-4.5」を分解・清掃して簡単にフイギュアを撮影してみました^^
今回は分解清掃については時間の都合で載せていません^^;
あとオマケでコムラ(三協光機)のマウントが交換できるシステム「ユニマウント」の不調を修理した時のお話などです。
①smc Pentax-A Zoom 35-70mm F3.5-4.5
最初に見かけた時は「やった! ペンタックスの単焦点ゲット♪」と思うほどコンパクトなレンズでした…
もちろんすぐに直進式のズームレンズと気づきましたが(笑)
レンズ構成は8群8枚。
Fズームもそうでしたが、このレンズの後玉は埃が入らないようにガラスが入っているみたいですね。
重さもそのコンパクトさが伝わる243g。
通常のズーム域では最短撮影距離が0.7mと使い勝手が悪いですが、70mm付近になるとマクロ領域が使えて最短撮影距離が0.25mになります。
あと35mmで一番レンズが伸びるので、意識すると変な感じになります^^;
フィルター径は49mm、絞り羽根枚数6枚。
②PK/Nikon1マウントアダプターとその辺にあったタクマーフードを取り付けて…
コンパクトな35-70mmがこんなに長くなりました(ズーム位置は35mm)
フードはタクマーの135mm用ですが、ニコンV1の1インチセンサーではケラレはありませんでした。
とりあえずコロナ禍でなかなか外出できないので、その辺のプライズフィギュアを撮影してみる事としました^^;
③70mmf3.5
本当はもっと寄れるのに…
マクロ領域を使うのをすっかり忘れていましたorz
④70mm f5.6
因みに使用カメラはニコン1V1なので、隅の画質は評価できません^^;
フルサイズ画角の約1/7を1000万画素で使ってこの画質ですから、フルサイズ機ならもっと奇麗に写ると思われます。
⑤70mm f8.0
被写体はフリュープライズ「ご注文はうさぎですか?? リゼ」
喫茶ラビットハウスの制服姿がお気に入りだったり^^;
⑥35mm f3.5
⑦35mm f5.6
⑧35mm f8.0
今回はマクロ機能を使い忘れました(汗)
小粒でもピリリと辛いコンパクトな直進ズーム!
シャープネスも発色も良く、ちょっと広角端は物足りないかもしれませんが、
手軽に使うにはなかなか良い選択だと思いました^^
⑨コムラレンズに付いていた不調のユニマウントを分解!
どこかで引っ掛かって動かなくなる感じだったので、思い切って分解してみました。
もし誤って変なところを分解すると大量のボールベアリングが出てくるので怖いです~
気を付けないと…
⑩原因はここでした
恐らく下請けさんが削る寸法を間違えて手作業で修正したんでしょうね^^;
自分もかつて工場で働いていた時に納入先でクレームがあって、全数検査と出張点検させられましたよ^^;
何となく当時の苦労が伝わって来るようで、暫くこれを見つめて思い出にふけってました。(笑)
そして気を取り直し、削る道具を出してもう少しここを削ったら、マウントは快調に動く様になって一安心しました。
今や無きコムラー。
当時の時代背景が伝わってくる修正箇所でした。
◎以上、【「SMC PENTAX-A ZOOM 35-70mm F3.5-4.5」で簡単にフイギュア撮影&ユニマウント】でした! (^^