ペンタックス「SMC PENTAX-M ZOOM 35-70mm F2.8-3.5」repair・example
◎今回はペンタックス「SMC PENTAX-M ZOOM 35-70mm F2.8-3.5」を軽く整備してテスト撮影した時の思い出?になります。
もうかれこれ3年前の出来事を引っ張り出してきました^^;
記憶が定かではありませんので、本文中に間違っている箇所もあるかと思いますのでご了承ください。
「SMC PENTAX-M ZOOM 35-70mm F2.8-3.5」のスペック
1979年発売 当時の価格は¥67.000 直進ズーム方式 レンズ構成7群7枚
焦点距離: f=35-70mm 開放f値: f2.8-3.5 最小絞り: f22 絞り羽根枚数: 7枚
最短撮影距離: 1.0m フィルター径: 58mm 外寸: 76x67mm 重さ: 470g
別売りレンズフード: MH-R ¥2.200
①当時ジャンクで買ったペンタックス「SMC PENTAX-M ZOOM 35-70mm F2.8-3.5」
「チェック時、AF合いました」…??
どんなチェックをしていたのか分かりませんが(汗)、きっと店員さんも忙しかったか、疲れていたのでしょうね^^;
これはマニュアルフォーカスのレンズなので、オートフォーカスはできない筈なんですが…^^;
もちろんジャンクの原因はカビです。
②前群レンズユニットを外し、カビレンズを清掃します。
このレンズの整備性はとてもいいので、整備内容は割愛します^^;
貼り合わせレンズも無いのでバルサム切れで悩む事はありません。
③レンズ後群も清掃します。
中玉は筆に付けたクリーニングペーパーでフキフキしておきました^^;
手抜きです、ハイ。
④ペンタックス「SMC PENTAX-M ZOOM 35-70mm F2.8-3.5」の作例
使用カメラはニコン1V1なので、レンズ中央の評価になります^^;
ワイド端35mm
絞り値は忘れましたorz
⑤ガーデニングライト テレ端70mm
このズームレンズはズーム比が無理をしていない2倍なのでテレ端の画質劣化は少なく感じました。
⑥垣根 35mm
⑦垣根 70mm
⑧渋滞の道路 35mm
⑨夕日 50mm
⑩雲 70mm
ズーム全域で良く写る印象で、ペンタックスらしい発色を楽しめました^^
ただ最短撮影距離が1.0mなのがネックなのは仕方ないところ…
⑪オマケ整備画像
「SMC takumar 50mm f1.4」の中玉
どんなオールドレンズの絞りリングも外す時はクリックボールの紛失に気をつけてください^^;
その昔、知らなかった自分は良くビヨーンと飛ばして紛失していました💦
たまに板バネ方式もありますが…
あと古いペンタックスのレンズはマウント指標のプラスチック製の半円パーツが簡単に取れてしまう事が多いので、あらかじめ外して再接着するのをお勧めします。
⑫この時期のペンタックスレンズは絞りを外さないと中玉が取れません。
もう3年前の事なので忘れましたが、ヘリコイド部を分解して絞りを外さないと中玉が取れなかったと思います。
外す前に位置マーキングと回転角、特にヘリコイドが外れる瞬間の位置は大切になります^^;
何で分解したか忘れましたが、確かバルサム切れの修理だったと思います。
◎以上、【ペンタックス「SMC PENTAX-M ZOOM 35-70mm F2.8-3.5」repair・example 】でした!
しかし気づいたら「ニコニコ動画」にもう5年はログイン&視聴していないなぁ…
最近はYoutubeしか見ていないからどうなったのやら^^;
それと驚いたのがグッドスマイルカンパニーのワンホビがYoutubeだけになった事。
以前はニコ生とかやっていたのに。