タムロン「TAMRON 70-210mm F3.8-4 (46A) 」アダプトールⅡ
◎最近はリサイクルショップで単焦点レンズをあまり見かけなくなり、あっても高価になってしまったような気がします。
そんな訳で今回もオールドズームレンズの激安ジャンクカビレンズを整備して使ってみました(笑)
これはとあるリサイクルショップのジャンクコーナーにあった「TAMRON MF 70-210mm F3.8-4 [46A] 」で、カビジャンク¥330でした。
恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。 驚いてはならない、わたしはあなたの神である。 わたしはあなたを強くし、あなたを助け、 わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。
①TAMRON MF 70-210mm F3.8-4 [46A]
1986年発売、1988年生産終了 当時の価格は¥38.800
マウント: アダプトール2 焦点距離: 70-210mm 開放f値: f3.8-4
レンズ構成: 9群12枚 最小絞り: f22 最短撮影距離: 0.9m ズーム方式: 直進ズーム
最大撮影倍率: 1:2.9 フィルター径: 58mm フード: 84FH 重さ: 636g
外寸: 66mm x 143.9mm
50万本も売り上げた前作「TAMRON 80-210mm F/3.8-4 (03A)」の後継機で、広角端を70mmに広げ、エンジニアリングプラスチックの使用で56g軽量化されています。
ちょっと残念なのはプラスチックの使用で後群レンズが一部ハメゴロシになってしまっている点で、整備性はちょっと悪化しています。
②分解整備は簡単ですが、一部注意点があります。
後群レンズを外す時に後群ユニットの取り付け位置を厳密に測定、もしくはしっかりマーキングする必要があります。
これが狂うと直進ズームを動かした時に望遠端と広角端で焦点位置がズレてしまいます💦
なのでもし分からなくなった場合はカメラに取り付けて直進ズームを動かした時に望遠端と広角端でピントがズレない位置を探す必要があります。
この調整がが割とシビアでめんどくさいので、後群ユニットを取り外す時はしっかり位置を測定するかマーキングする必要があります。
③鏡筒を分割すれば絞りやレンズへのアクセスは簡単
絞り羽根が油で浸食されている時は分解清掃する必要がありますが、このレンズは大丈夫でした。
ついでにヘリコイドグリスも交換しておきました。
④TAMRON MF 70-210mm F3.8-4 [46A] の作例
⑤花々
タムロンらしい暖かい描写ですね~~
自然を撮るには最適だと思いました。
⑥割と寄れます
昔のズームでここまで寄れるのは素晴らしいです。
⑦水滴
これから暫く悪い天気が続きそうです。
⑧川べりに広がる花々
被写体に「花」は最適です。
⑨ススキ
風にそよぐ感じが何とも情緒を感じます。
⑩花
撮影距離によっては背景がグルグルします。
⑪遠くの橋を望む
また雨が降ってきました。。
⑫レインドロップ?
レインドロップと呼ぶのは間違いと言われました💦
雨粒ではなく水滴なんですね。
⑬菜の花
生命力の強い花の一つです。
⑭道は続く
どこまでも。
⑮橋の欄干
TAMRON MF 70-210mm F3.8-4 [46A]はボケも奇麗で割とシャープに写るのが良いですね^^
前作03Aが50万本も売れたのが分かる気がしました。
次は03Aを探してみます!!