コシナのマクロレンズ「COSINA 100mm F3.5 MC MACRO」でフィギュア撮影テスト
◎だいぶ前に買った(そして3年前に記事にしてました、ハイ)、コシナのマクロレンズ「COSINA 100mm F3.5 MC MACRO」でフィギュア撮影テストをしてみました。
価格的にはジャンクなら二千円以下、中古でも五千円前後で購入できると思います。
但しこの「COSINA 100mm F3.5 MC MACRO」のジャンク品を分解・清掃するのはほぼ諦めた方がいいです。
何故ならレンズが「嵌め殺し」になっていて、後群は外せても中は清掃できませんでした。
もちろんレンズ前後群のレンズ表側までは清掃できますが…
①コシナマクロレンズ「COSINA 100mm F3.5 MC MACRO」
1994年~2003年まで作られ、2004年からはデジタル対応の「コシナ DIGITAL MACRO AF 100mm F3.5 」という名前で発売されたようですが、市場ではほとんど姿を見ない為に短期間で製造終了になったと思われます^^;
レンズ構成: 4群5枚(クセノタール型) 絞り羽根枚: 8枚 重さ: 210g
最短撮影距離: 0.43m フィルター径: 49mm 外寸: 65mm×78mm
②このままだと倍率1/2のハーフマクロ
最短撮影距離にするとここまで伸びます。
本来は等倍撮影用の「MATCHED MACRO ADAPTER」というフィルター枠に付けるクローズアップレンズが付属しているらしいのですが、これはジャンクで買ったので付いていませんでした。
因みにこのレンズはOEMとして「ペンタックス FAマクロ100mmF3.5」、「RICOH リケノンP 100mm F3.5マクロ」「トキナー Tokina AF 100mm F3.5」としても販売されていたみたいです。
外観はプラスチッキーで高級感には欠けますが、小型でマウントは金属なので気軽に持ち運ぶには良いマクロレンズだと思います。
③とりあえずミニディフォルメフィギュアを写してみました。
100mmだと室内でスケールフィギュアを撮るのは距離的に厳しくなるので、今回はミニフィギュアのみとなっています。
今回はミノルタα用なのでアダプターを使ってミラーレスニコワンに取り付け、マニュアルフォーカスで撮影しています。
被写体は「セガ ラッキーくじ「らき☆すた」 D賞 デフォルメフィギュア 「パトリシア・マーティン」
④等倍アダプター無しだとここまで寄れます
最短撮影距離:0.43m
等倍アダプターはジャンクだったので付いてませんでした。
⑤開放f3.5
マクロなので開放からいい感じて写ります。
でも発色とコントラストは僅かに低下します。
⑥f5.6
シンプルな4群5枚(クセノタール型)なので、ちょっと絞るといい感じになります。
⑦f8.0
フィギュア撮影だともう少し絞る必要があると思います。
⑧後ボケ
100mmなので、ボケはいい感じです。
⑨前ボケ
距離がちょっと近くなるので参考にならないと思いますが…^^;
被写体は「セガラッキーくじ らき☆すた D賞 デフォルメフィギュア 「セガラッキーくじ らき☆すた D賞 デフォルメフィギュア 「峰岸あやの」」
⑩最短撮影距離:0.43m
⑪最短撮影距離:0.43m
レンズ枚数の多いマクロの描写には適わないですが、昔ならではのテッサータイプやヘリアータイプのマクロみたいに温かみのある描写をするマクロだと思います。
⑫一番くじプレミアム 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 J賞 きゅんキャラ [新編]叛逆の物語 「巴マミ」
確か開放付近だったと思います。
⑬ベベ
⑭
しかし最近「一番くじ」って「きゅんキャラ」を作るのをやめたんですかね^^;
マクロスのきゅんキャラを大量に作り過ぎたのも良くなかった気がしますが…
⑮ドットフィギュア『Pixtone(ピクトン)』Pixtone東方project シリーズ1 「博麗霊夢」
100mmという焦点域のマクロを学ぶのにはとてもいいレンズですし、気軽に持ち出せる軽さも武器だと思いました^^
◎以上、【コシナのマクロレンズ「COSINA 100mm F3.5 MC MACRO」でフィギュア撮影テスト】でした! (^^