fd200mmf4 スーパースペクトラコーティング痛み!!
◎今回は多忙の為に別ブログからの抜粋記事になっています^^;
こちらのブログは簡単な整備記録とメインブログで載せていない作例を載せています。
浜松にあるハードオフのジャンクコーナーに「キャノンFD200mmF4」が格安で転がっていたので、中を良く覗かずに買ってきてしまいました。
しかしこれが後々失敗に繋がるとは予想もしていませんでした…orz
自分の中ではFLレンズには曇り玉があるけど、FDでは全く出会った事が無かったので、大丈夫だろうと!
しかし2枚目のレンズのコーティングがやられているのを分解してから気づきました^^;
買った価格が価格なので、今回は酸化セリウムで表面のガサガサが無くなる程度でやめておきました。
メインブログ記事はこちらになります。
①「キャノンFD200mmF4 SSC」
発売年月 | 1973年(昭和48年)3月 |
発売時価格 | 31,500円 |
レンズ構成(群) | 5 |
レンズ構成(枚) | 6 |
絞り羽根枚数 | 8 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離(m) | 2.5 |
最大撮影倍率(倍) | 0.1 |
フィルター径(mm) | 55 |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 67 x 133 |
質 量(g) | 675 |
②中玉の取り出し方
詳しい事は上記のメインブログをご覧ください^^;
あっ… 因みに緩める矢印はミスで上下が逆になっているので気をつけてください。
でもここはねじ止め剤がたっぷり塗ってあるので、緩むかは「運」です💦
③ここが鏡筒の分割する為の分割線
ここのイモネジ2個を緩めて鏡筒を捻れば分割できるのですが…
これは無理でした。
FD300mmf5.6も全く同じ造りで、その時は緩めれたんですけどね^^;
④このレンズのマウントは…
レンズ後群を外さないと取れません。
その理由は下の画像に書いておきました。
⑤ここが引っ掛かっているんです
絞りレバーを上下するのにレンズ後群を使っているので、マウントを外す前にレンズ後群を取り外す必要があります。
これはFD300mmF5.6も同じで、組み立てる時も先にマウントを付ける必要があります。
⑥鏡筒の分割ができなかったら…
レンズ後群を取り外し、絞り羽根を開けて棒に付けたクリーニングペーパーで清掃するしかありません。
前側はレンズ前群を取り外す必要があります。
⑦「キャノンFD200mmF4 SSC」の作例
圧縮効果がちょっと出ています。
⑧稲
収穫が始まりましたね~~
⑨雨上がりで増水中
川岸でフィギュア撮影でもしようかと思ったんですが、前日の大雨でご覧の通りです。
⑩開放、最短撮影距離
開放で最短撮影距離で撮影しています。
⑪水溜まりから湯気が…
写真では伝わりにくいですが、かなりの湯気が出ていました。
とても不思議な光景でした…
水溜りの水は確かにお湯みたいな温度でしたが、ここまで湯気が出るものなのかなぁ?、と思った次第です。
⑫柿
季節の野菜や果物を食べるのが健康にいいそうですね^^
⑬不法投棄
40インチくらいの液晶テレビが捨ててありました。
⑭動物病院
景色のみ絞っています。
⑮栓
開放です。
⑯木の上にいるサギ
開放です。
⑰警告
不法投棄はなかなか減りませんね~~
ゴミ回収がややこしくなったのと、有料化が大きいんでしょうね…
⑱街並み
景色のみ絞っています。
⑲田畑
実りの秋☆
⑳花
とにかく開放から良く解像する感じでした。
レンズのコーティングがこんなに傷んでいてもこれだけ写るので、状態の良いレンズならもうちょっと良く写ると思います^^
◎以上、【fd200mmf4 スーパースペクトラコーティング痛み!!】でした! (^^