オールドレンズ「NEOKOR A.C 45mm/f2.8 (NEOKA 35 ⅣS)」でフィギュア撮影テスト
◎前のフォーカスリング紛失、貼り革ボロボロ、ネームプレート一部欠品、メッキ剥げ剥げ、絞り羽根ぐちゃぐちゃ、レンズは汚れて不安な「NEOKA 35 ⅣS」の激安ジャンクを某リサイクルショップで買ってきました。(笑)
とりあえずレンズだけ試し撮りしたかったので、まずシャッターユニットを分解して絞り羽根を清掃・板金しました。
そして肝心のレンズは汚れていたものの、大きなダメージは受けていない事が分かったので、そのままレンズを清掃して組み立て完成。
①オールドレンズ「NEOKOR A.C 45mm/f2.8 (NEOKA 35 ⅣS)」でフィギュア撮影テスト
被写体はフリュープライズ「ご注文はうさぎですか?? スペシャルフィギュア ココア お茶会ver.」をフィギュアレビューみたいな感じで撮影しています。
②今回使ったオールドレンズ「NEOKOR A.C 45mm/f2.8 (NEOKA 35 ⅣS)」
1958年に発売されたネオカ株式会社「NEOKA 35 ⅣS」のレンズシャッター部を取り外して分解・清掃・整備を行い、シャッターを「B」に固定し、ミラーレスカメラ「ニコン1 V1」に取り付けて撮影しています。
レンズ構成は3群3枚の「トリプレット構成」で、巷では良く写ると評判みたいです。
③最短撮影距離は0.5mなので、それ以上近づくと…
撮影距離が確か0.25mくらいだと思いますが、設計距離外だと諸収差が出てこんな感じになってしまいます。
フォーカスリングを紛失しているのでこれだけ近づく事ができますが、フォーカスリングがある場合は0.5mまでしか寄れません。
これはこれでソフトフォーカスな感じになって良いと思いますが、気になる時は絞り込めば大丈夫だと思います。
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絞りはf4.0~f8.0の範囲で使っています。
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このココアのフィギュアは左の表情がちょっと崩れますね^^;
視線側はとても良いのですが。
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お茶会ver.は全部揃えたくなります☆
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フリューのごちうさシリーズはどれもキャラクターの可愛さが良く出ていると思います^^
⑫ネオカ株式会社「NEOKA 35 ⅣS」 1958年
「NEOKOR A.C 45mm/f2.8」3群3枚、シャッター: シチズンMV B・1~400s
レンズがNEOKORではなく、ズノー搭載機はこれと比べて価格の差が物凄いです(汗)
このカメラって前のフォーカスリングを紛失している個体が多い感じがしました。
フォーカスリングを紛失するとまず距離計連動ピンが落ちて紛失、そして前群も簡単に脱落してしまいます。
弄っていたらネジ穴の位置がズレてたり、ファインダーの調整には専用工具が必要など整備性もちょっと悪く感じます^^;
あのカメラ会社乱立時代に故障が多発したり、スペックが低いとダメだったんでしょうね…
1960年にネオカ株式会社は倒産しています。
⑭お菓子の箱を開放f2.8で撮影
開放で近づくと柔らかい描写になります。
⑮バンプレスト ちびきゅんキャラ テイルズ オブ シリーズ「エル・メル・マータ」
開放f2.8で設計距離以上に近づくとこんな感じ^^
⑯ちょっと絞ってf4.0
あまり近づくと収差が出易くなります。
⑰コトブキヤ 寄宿学校のジュリエット 1/7「ジュリエット・ペルシア」
f5.6
⑱フリュープライズ「ご注文はうさぎですか?? ティータイムスペシャルフィギュア~リゼ~」
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ティータイムスペシャルフィギュアのリゼは良く出来ていると思います^^
◎「NEOKOR A.C 45mm/f2.8」3枚玉のトリプレットは良く写りますね^^
以上、【オールドレンズ「NEOKOR A.C 45mm/f2.8 (NEOKA ⅣS)」でフィギュア撮影テスト】でした!