「OLYMPUS 35RC」のレンズ「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」
◎とあるオークションでボロボロの「OLYMPUS 35RC」をゲットしたので、早速分解してちょっとだけ整備してみました。
でも分解し始めたらあまりにも状態が悪いのですっかりやる気を無くしました。(笑)
とりあえずこのレンズをミラーレスカメラで使うと…
な記事になっています^^;
①オリンパス35RC (愛称「リチャード」)
1970年発売(昭和45年) 当時の価格は¥22.300 シャッタースピード優先AE
距離計連動式 マニュアル撮影可能 1/500, 1/250, 1/125, 1/60, 1/30, 1/15, Bulb
機械式シャッターなので、カンと露出計があれば電池が無くても撮影できるそうです。
②とりあえずセルフタイマーだけ外して綺麗にしておきました。
オリンパス35DCと互換性がありそうでしたが、比べてみたらちょっと違いました^^;
ギヤとかは交換できるかもしれません。
③各所にマーキングをしてレンズを取り出します。
ちょっとフィルター枠が凹んでいて、取り外すのに難儀しました^^;
レンズ単体なら保護プラの付いたプライヤーなどで凹みを修正できますが、こうしたレンジファインダーのカメラは接合部のカシメが外れる事があるので細心の注意をしながら凹みを戻す必要があります。
もちろん叩くのはやめた方がいいです^^; ←以前やってた人
④レンズを外せばこれ以上やる必要は無いのですが…
どんなものかと、もう少し部品を外してみる事に。
CDSの配線を半田ごてで外します。
⑤ここまで外したけど、何となく嫌な予感がしたのでここで中断
調べたらこの次は絞り羽根が現れるだけみたいです。
今回はあまり時間が無かったので、また次回にやる事としました。
⑥このレンズって…
後玉がネジ止め剤で固定されているんですよね…
⑦後玉を締めるとこんなに回るのはあり得ない事。
おそらく後玉は調整されているので、組み立てる時はネジ止め剤の位置で固定するのが良さそうな感じでした。
⑧「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」は4群5枚構成のレンズ
自分で適当に描いたレンズ構成図なので間違っている可能性はあります💦
テッサータイプなら真ん中の凹レンズの前が凹んでいたような…
これは個人的な勝手な判断でゾナータイプなのかなと思ってます。
そう言えばニコンのピカイチやローライのコンパクトもゾナーだったような^^
⑨「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」の作例
カメラは1インチセンサーのミラーレスカメラ「ニコン1V1」で気軽に撮ってます。
マウントアダプターは更に気軽な「吸盤オープナー」でして(笑)、実は取付ミスで画像は片ボケしています💦💦
絞りは暗かったのでほとんど開放で撮ったと思います💦
⑩高速道路の工事現場
下は片ボケしているので参考にしないで下さい^^;
⑪橋の欄干
⑫夕暮れに包まれる川の景色
⑬アオサギ
都会のアオサギは人間慣れしているのであまり逃げませんが、田舎のアオサギはちょっと近づくとすぐに飛んでいってしまいますね^^;
⑭橋の欄干(接写)
引き伸ばしレンズのヘリコイドマウントアダプターを使っているので、ここまで寄れます。
⑮送電線
最近、横浜では高所作業車のゴンドラが高圧線に当たってしまい、2人が亡くなる痛ましい事故がありました…
自分は高圧線の感電の様子をYouTubeで見た事があるのですが、それはもう悲惨です。
とにかく皆さんも気をつけてください。
⑯配水管のバルブ
工場の配水管ってもう迷路ですよね。
昔の潜水艦も配管がぐちゃぐちゃで、良く昔の人は戦ったなと思います。
⑰夜の公園
長時間露光って時に面白い写真が撮れるのがいいですよね^^
また機会があったらチャレンジしてみたいです。
◎以上、【「OLYMPUS 35RC」のレンズ「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」】でした! (^^