「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」を使ってみました!(其の二)
◎前回の「「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」をミラーレスで☆」の続きになります。
今回はカメラの整備をしながら、気になっていた4群5枚のレンズ構成を調べる為にレンズも分解してみました。
あとオリンパス35RCと同じレンズの実力を試すべく、開放での撮影もしています。
①自分で描いた「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」のレンズ構成図
(2020/11/02修正)
フォトショップエレメントを使い、見た目で描いた為に実際のレンズの湾曲とか長さは合っていませんので、参考程度にして下さい^^;
貼り合わせレンズも鉄製のホルダーにカシメて取り付けてある為に中玉か後ろ玉かが良く分かりませんでしたが、後ろ玉に分割線が見えたのでこんな感じじゃないかと思います。
何となくどこかで見た事があると思ったら、ピカイチと似てるけど違うレンズ構成ですね。
ピカイチは「ゾナー」ベースで、こちらは「テッサー」ベースなのかも…
②実際に分解したレンズはこんな感じ…
こんなに小さなレンズでも前後が分解できるのは有難いです^^
カメラも分解整備しようかと思ったんですけど、ファインダーを綺麗にしたら燃え尽きてしまいました(笑)
このカメラのファインダー内の距離計の指針は簡単に曲がってしまうので注意が必要です… ←ペシャンコにした人(笑)
当時の価格は¥18.500、ケースは¥1.300だったんですね~
ECが「エレコン」ならRCは「ラジコン」とか率直に思った自分は負け組(笑)
画像は1970年のアサヒカメラの広告を撮影しています。
③そんな1970年のアサヒカメラの広告
テレビのスイッチを押すあの気軽さ。
今の若い人たちはスマホの電源なんでしょうね(汗)
アラジンらしきキャラクターの胸には懐かしいテレビのガチャガチャVHFスイッチが付いてますね^^
④「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」をミラーレス「ニコン1V1」で
絞りはF4くらいで撮影しています。
⑤物撮り(ブラックな化け猫さんのスケールフィギュア)
絞りはF4くらいで撮影しています。
⑥開放F2.8 A
ここから全ての画像は開放F2.8で撮影しています。
⑦開放F2.8 B
レンズの最短撮影距離0.9mより近づいているのでこんなものだと思います^^;
⑧フジカ「コンパクト35」
開放F2.8
⑨フィルム感度設定レバー
開放F2.8
⑩シャッタースピード調整レバー
開放F2.8
⑪とある駐車場(夜間)
開放F2.8
⑫とあるスーパーマーケット(夜間)
開放F2.8
⑬とある自転車屋さん(夜間)
開放F2.8
画像右側が方ボケしているのは、内面反射防止で入れていた黒の植毛紙がズレていたんですよね^^;
⑭「オリンパス-35 EC」
発売されてからはや50年。
一体何を見て、何を写してきたんでしょうね。
これで子供達を撮っていた親ならもう80歳前後になっているのかなぁ…
つい先日のハードオフでも大量のオリンパスのカメラとレンズが入っていたので、これいくらですかと聞いたら「すいません、価格を貼るのは明日以降になります」と言われました。
「終活」で集めていたカメラを手放す人もいるんだと感じた瞬間でもありました…
◎以上、【「オリンパス-35 EC」の「E.Zuiko 1:2.8 f=42mm」を使ってみました!(其の二)】でした! (^^