「Soligor 400mm F6.3」バルサム切れ、「Zuiko 50mm F1.8」ネジ止め剤地獄など
◎今回は親父が脳梗塞で倒れた事もあり、手抜き記事です。 ハイorz
やはり人間は歳には勝てないんでしょうね~~
面倒をみてたらみるみる弱っていって、倒れていました(泣)
でも泣き言を言っても始まらないので、頑張りつつお休み致します。
☆ちょっと自分の好きなキリスト教の教えを載せておきますね^^
(イザヤ書 54:10)
「山は移り、丘は動いても、 わがいつくしみはあなたから移ることなく、 平安を与えるわが契約は動くことがない」と あなたをあわれまれる主は言われる。
①「Soligor 400mm F6.3」のレンズ後群のバルサム切れ
とにかくレンズを外す事から始めます。
昔の機械式のレンズは後ろからカニ目ツールを入れるだけで外せるのはいいですね^^
今のレンズだとマウント外し、基盤取って、鏡筒をバラしてようやく辿り着いたと思ったら溶着によるレンズ固定だったなんて当たり前ですから…
②バルサム切れはこんな感じ
これぐらいだと撮影しても絞らない限りあまり影響はありません。
でもやっぱり気持ち悪いから貼り合わせし直します。
③今回は煮沸分離でアタック!
こうしてレンズに気泡が入りだしているバルサム切れは大方「煮沸分離」で剥がす事が可能です。
④剥がれました~
一応、貼り合わせ位置をマーキングしてから古いバルサム除去をします。
取れない時はモース硬度の低いクリームクレンザー『ジフ』がいいとか…
⑤バルサムを奇麗にしたら貼り合わせて完成
できれば天然樹脂のバルサムが良いですが、今は光学に特化した光硬化樹脂もあります。
貼り合わせた後にテスト撮影してみましたが、この「Soligor 400mm F6.3」は割と良く写るのには驚きました。
今回は時間の都合で作例は載せていません💦
⑥「Zuiko 50mm F1.8」ネジ止め剤地獄…
この頃のズイコーって、レンズの固定リングにネジ止め剤がたんまり塗ってあるんですよね…
⑦50mmF1.4も外れなかったけど、50mmF1.8もやっぱり外れなかった…
こうした時はネジ止め剤を溶かす溶剤を付けて一晩か二晩寝かせておきます。
その後、何とか緩むことができました^^;
⑧レンズを分解したら各パートごとに100均の袋に入れておくのがいいです
こうしておけば部品が残ったりして慌てる事が無くなると思います^^
それだけでなく、分解時の写真を撮りまくる事も重要になります。
⑨ここからはオマケ修理画像
ミノルタ16PSのフロントにあるフラッシュ切り替えスイッチの部品構成
肝心のスイッチノブはプラスチック製なので、錆びているとネジ山を潰さないように外すのがとても大変です^^;
⑩キャノンデミEE17
たまにレンズって、どーにもならないくらい細かいキズみたいにコーティングが劣化しているものがありますよね…
正直、これなら曇っている方がマシだと思う事がたま~にあります。
こうしたレンズは買わない方が良いと思うようになりました。
⑪フラッシュ内蔵のカメラは分解する時に注意が必要です
フラッシュ用の大きなコンデンサは放電しておかないと感電するので、必ず分解時は放電しておく必要があります。
(電流は弱いですが1.000ボルト以上あります)
◎以上、【「Soligor 400mm F6.3」バルサム切れ、「Zuiko 50mm F1.8」ネジ止め剤地獄など】でした! (^^