ジャンクデジカメ「D'zign DZ-338」のUV/IRカットフィルターを外してみたけど…
◎デジカメのセンサーには「赤外線吸収/紫外線カットガラス」と「ローパスフィルター」が付いていて、それを外して撮影するとどうなるのかやってみたのですが…
結論は以下(汗)
①2004年頃に発売された「D'zign DZ-338」
ハードオフにてジャンク¥110。(笑)
2004年当時、「イオン株式会社」から低価格デジタルカメラとして発売され、価格は¥14.800、有効314万画素として世に送り出されました。
メディアは「SDカード512メガバイトまで」、内蔵メモリは8メガバイト。
動画は320×240pxの15fps/AVI形式ですが、音声がありません(汗)
電源は単三乾電池2本で一見エコノミーに感じるけど、電池が無くなるのがめっちゃ速くてダメですねぇ^^;
液晶モニターは1.5インチのTFT液晶で、撮影確認をしようとしても表示が荒くて手ブレしているかも分かりませんでした。
②センサー部分はこんな感じ
分解する時はフラッシュのコンデンサー(写真左下の黒い120μと書いてある物)に電気が残っていないか確認する必要があります。
抵抗などをつないでチャージ電流を逃がしておきます。
③フィルター部分を取り外します。
デジタルズームは4倍ですが、有効画素数が314万画素なので画質は荒くなります。
レンズ構成は5群5枚でプラスチック多用レンズ、最短撮影距離は通常時で1.3m、マクロモード時で約0.6mとあまり寄れません。
レンズユニットのコイルはシャッターユニットではなく、レンズカバー開閉用のコイルでした。
④撮像素子は割と大きい!
撮像素子は1/2インチCMOSセンサーですが、この頃の廉価版はハイライトが飛びやすく、シャドー部も潰れやすい低ダイナミッレンジ仕様になります。
⑤それではUV/IRカットフィルターを取り外します
一応、 ガラス製なので割らないように外します。
でもどうせ捨てるつもりなので割ってもいいのですが、やはり割れた破片で怪我をするのは良くないので慎重に^^;
⑥外したUV/IRカットフィルター
見た感じ ローパスフィルター効果は無さそうで、UV/IRカットフィルターだけなんでしょうね。
それではカメラを元通りに組み立て、ミニフィギュアを撮影してみます。
⑦ブツ撮り「ミニフィギュア撮影」
三脚に固定してブツ撮りなら確かに綺麗に写ります…が!!!
何とこのカメラ、ISO40固定と言う最悪な仕様なんですよね^^;
晴天と言う好条件以外は手ブレでまともに使えません!!
室内で手持ち撮影は絶望的…
そりゃ2004年発売の超廉価版のコンデジに文句言っても仕方ないですが^^;
このあまりにも低感度仕様のカメラで遊ぶ気はなくなってしまいました^^;
実はIRフィルターを付けたら(悪用するつもりはありませんから!!)どうなるかもやってみたかったんですが、この低感度では実用性ゼロになってしまいます。
残念ながらこのカメラはハードオフにまた帰っていきました(汗)
またいつかやろう…orz
◎以上、【ジャンクデジカメ「D'zign DZ-338」のUV/IRカットフィルターを外してみたけど…】でした! (^^