Cマウントズームレンズを分解整備し、1インチセンサーのミラーレスで撮影☆
◎とあるハードオフのジャンク棚に見た事もない変な形のレンズが転がっているのを発見!
それはCマウントレンズの「CANON TV ZOOM LENS J3x14 14-42mm f1.6」で、向こうが見えない程のカビがレンズ内に広がっているという状態でした。
因みに価格は¥330…
実はCマウントレンズも集めていたので、「おぬしも悪よのう」と呟きながら問答無用で買ってきてみました(笑)
今回はそれを分解清掃して、Cマウントレンズのにぴったりな1インチセンサーのミラーレスカメラ「ニコン1 V1」で作例を撮影しています。
わが魂はかわいているように神を慕い、 いける神を慕う。 いつ、わたしは行って神のみ顔を 見ることができるだろうか。
詩篇 42:2 (口語訳)
聖書の流れだともう大患難時代まで時間がありません。
どうか一人でも多くの人がイエスキリストを信じて救われて下さい。
神様は人間の自由意志を尊重しておられます。
①キャノンCマウントズームレンズ「CANON TV ZOOM LENS J3x14 14-42mm f1.6」
インターネットで諸元を探しても全くヒットしませんでした^^;
ただこのレンズが1979~1981に作られたモノクロビデオカメラ「RCA BW004 Black&White Video Camera」とペアで売られていた事だけは判明しています。
スペックは分解した感じ7群9枚構成で、絞り羽根枚数は6枚、最短撮影距離は1.2mという事くらいです。
あと動画用なので絞り部分が操作しやすい様に大きいのが特徴です。
②それでは分解整備していきます!
機械式なので分解は割と簡単です。
注意点として後群レンズは位置調整されていますので、外す前に必ず後群レンズの突き出し量を測定しておきます。
忘れたらネジ穴から覗いてイモネジの打痕に合わせればOK!
レンズの清掃はレンズとスペーサーの向きを厳守して下さい。
Cマウントレンズは画像をフェードアウトできる様に、絞りが完全に閉じるようになっているのが面白いですね^^
③前群、2群レンズの清掃
ヘリコイドは外れる瞬間の位置が大事なので、必ずマーキングしておきます。
外す前に無限遠の位置と、締めこんで止まる回転数もマーキングしておきます。
2群レンズはたった1個のネジを外すだけでズームユニットがバラバラになるので、分解する前の写真を沢山撮影しておくのがポイントです。
後は組み立てて完成となります^^
④「CANON TV ZOOM LENS J3x14 14-42mm f1.6」の作例
14mm f8.0くらい。(絞りリングには絞り数値が書いてないものですから)
Cマウントカメラのセンサーサイズは3種類もあるそうで、1/2型 6.4x4.8mm、2/3型8.8x6.6mm、1 型 12.8x9.6mmとなっているそうです。
一番多いのは2/3型で、標準レンズは16mmになるとか…
今回使っている1インチセンサーのミラーレスカメラ「ニコン1 V1」でも結構ケラレるので、このレンズはおそらく2/3型用なんだと思いました。
なので今回は撮影した画像をイメージに合わせてトリミングし、周辺減光をビネット調整しています。
⑤テトラポット?
42mm 開放f1.6
⑥フェンス
42mm f1.6
⑦壊れた反射板
42mm f1.6
⑧同上
14mm f1.6
正直、どこにピントが合っているか分からなくなりましたorz
⑨土手
14mm f1.6
⑩土手の雑草
42mm f1.6
⑪ポール
42mm f1.6
⑫ヤツデの実
42mm f1.6
◎以上、【Cマウントズームレンズを分解整備し、1インチセンサーのミラーレスで撮影☆】でした! (^^