トキナー「Tokina RMC 80-200mm f/4 (M42)」をちょっと整備、ちょっと作例
◎いつもの事でリサイクルショップをはしごしていました…
リサイクルショップってハードオフみたいな専門店はジャンクでもしっかりした価格を付けるので、「夢が無いなぁ…」と思う事もしばしばだったりします(笑)
でもマイナーな地元のリサイクルショップだとチャンスは少ないですが、ハードオフで数千円の物がたまにワンコインで売られている事も「たま~に」あります👍☆
今回はそんな地元のマイナーなリサイクルショップで見つけたカビジャンクレンズ「トキナーTokina RMC 80-200mm f/4 (M42)」を分解清掃して作例を載せてみました。
あっ…
価格は因みに¥110です(笑)
心をつくして主に信頼せよ、 自分の知識にたよってはならない。 すべての道で主を認めよ、 そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
箴言 3:5-6 (口語訳)
①トキナー「Tokina RMC 80-200mm f/4 (M42)」
1980年頃に発売されたみたいですが、その時はこのレンズにM42マウントの記載が無かったので正式な発売日は不明です💦
レンズ構成: 9群12枚 絞り羽根枚数: 6枚 フォーカス: マニュアルフォーカス
ズーム方式: 直進ズーム 最短撮影距離: 1.9m マウント: M42 (C/Y (contax/yashica), Canon FD, FDn, Konica AR, Nikon F (FX, DX), Olympus OM, Pentax K, Minolta SR (MD, MC)) フィルター径: 55mm 最小絞り: f22 開放値: f4 重さ: 575g
②それではちょっと分解清掃していきます
後群レンズユニットは吸盤オープナーで外し、中に入っているスペーサーも回収しておきます。
レンズの固定はネジ止め剤が使用されていますので、エタノールを垂らして3分待ってから緩めると良いです。
この後群レンズはレンズの向きがとても分かりにくいので、外す前から印を付けておかないと後々面倒な事になります。
因みにスペーサーにも向きがあり、開口口が被写体側になります。
銘板を吸盤オープナーで外し、中の前群レンズも吸盤オープナーで外します。
前群を分解してレンズを清掃します。
③2、3群レンズの分解清掃
前群レンズを外すと2群目が見えますので、カニ目ツールなどで取り外して分解清掃します。
ここもネジ止め剤が使用されていますので、エタノール攻撃をして緩めます。
最後の3群レンズが奥にありますので、これもカニ目ツールを使って外し、レンズを清掃します。
このレンズの向きは薄いレンズが被写体側です。
後は逆の手順で組み立てて完成です。
④トキナー「Tokina RMC 80-200mm f/4 (M42)」の作例
使用カメラはキャノン「EOS KISSx3」で、センサーサイズがAPS-Cでの評価になります。
絞りは景色がF8以上、ボケを活かした撮影はF4開放で撮影しています。
⑤開花した桜
本格的な春を感じるようになってきました。
⑥ヤドリギ
あれは鳥が食べたヤドリギの実が糞と一緒に排泄されて木にくっついて成長したものだそうです。
ヤドリギとは落葉樹に多く寄生するヤドリギ科の常緑樹だそうで、自分はつい最近までカワウの巣かと思っていました。
⑦満開までもう少し
これで風雨が強い日が来たら一発で花弁が落ちてしまいます^^;
⑧スイセン
スイセンは早春に花を咲かせ、春を告げる球根植物のひとつだそうです。
⑨ソメイヨシノ
桜の咲く季節は別れの季節でもあります。
⑩地面に一番近い?
犬を散歩している人がこれと一緒に記念撮影してました。
⑪菜の花
この日は風が強くて撮影がキツかったです^^;
⑫桜がほぼ満開
女の人達がシートを敷いてお花見していました。
見てるとスマホで写真を撮っている人の多い事…
本格的なカメラで撮影しているのは自分を含めて2人だけでした^^;
そんな時代ですねぇ。
◎以上、【トキナー「Tokina RMC 80-200mm f/4 (M42)」をちょっと整備、ちょっと作例】でした!