ミノルタ 「MD TELE ROKKOR 200mm F4」ちょっと整備、ちょっと作例
◎とあるリサイクルショップのジャンク棚に沢山入っていたジャンクレンズ…
何故かキャノンのEF標準ズームがズラリ10本くらい入荷していて、その中にポツンとこのミノルタ 「MD TELE ROKKOR 200mm F4」が¥330で転がっていました。
もちろんキャノンEFも全てチェックし、あまり見かけない無理に小型化したような「EF 28-105mm f4-5.6USM」と輸出専用の「CANON ZOOM LENS EF 38-76mm f4.5-4.6」も買ってきました^^;
「CANON ZOOM LENS EF 38-76mm f4.5-4.6」はおそらくキャノンの最小構成の6群6枚のズームで、何故か輸出用のレンズってUSMが非搭載だったりチープな物が多いように感じます^^;
でも分解清掃して使ってみると割と写りが良くてちょっと得した気分でした。
また「CANON ZOOM LENS EF 38-76mm f4.5-4.6」の方も記事にする予定です。
☆今日の聖句
イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある」。
マタイによる福音書 4:4 (口語訳)
①ミノルタ 「MD TELE ROKKOR 200mm F4」
レンズの諸元 1977年発売 当時の価格は38.000円
最短撮影距離: 2.5m 最大撮影倍率: 0.10 フィルター径: 55mm
フード: 内蔵式 レンズ構成: 5群5枚 最小絞り: f32 外寸: 64×116.5mm 重さ: 410g 絞り羽根枚数: 6枚 単焦点望遠レンズ
☆詳しい分解記事はコチラになります。
②それでは分解清掃していきます!
レンズの真ん中にあるイモネジを緩めればレンズを分割する事ができます。
とりあえず前群レンズを分解して清掃しますが、レンズ3枚目はハメゴロシになっていますので、そのまま清掃します。
後群レンズはマウントを外せばアクセスできます。
残酷な事に後群レンズもハメゴロシ…
ミノルタはMDレンズから積極的にレンズにプラスチックを多用し、またレンズもハメゴロシの製造法を採用するようになりました。
とにかくMDから整備性が極端に悪くなっているので、分解清掃には覚悟が必要です^^;
③とにかく整備します!
後群はもうレンズ固定枠を削ってレンズを取り出しました。
またレンズを固定する時ははんだごてで溶かすか、ホットボンドや接着剤を使って何とか固定します。
ヘリコイドグリスも交換しておきました。
絞り羽根も一応エタノールで清掃して組み立てておきました。
④ミノルタ 「MD TELE ROKKOR 200mm F4」の作例
使用カメラは1インチセンサーのミラーレスカメラ「ニコン1 V1」になりますので、レンズ中央付近の画角&500mm焦点距離になります^^;
もう手振れガクガクとの戦いでした…
⑤街路灯のLED
開放f4 よく見ると盗難防止のワイヤーが付けてありますね^^;
きっと盗む人がいるのだと思いました。
⑥切り株
f4 開放
⑦工事現場のポール
その昔、外人さんが怒って蹴っ飛ばしているのを見た事があります^^;
⑧玉ボケ
f4 開放
⑨工事現場
f8.0
⑩駅のホーム
f4 開放
⑪ユリカモメ
f4 開放
⑫ユリカモメのアップ
f4 開放
⑬パンジー
f4 開放
⑭物撮り プライズフィギュア ちょびるめアスナ
f4 開放
200mmクラスのオールド望遠単焦点レンズはどのメーカーも良く写るイメージがあります。
圧縮効果やボケを楽しむのも良いと思いました。
でも300mmクラスになるとメーカーの実力が良く分かりますが…^^;
◎以上、【ミノルタ 「MD TELE ROKKOR 200mm F4」ちょっと整備、ちょっと作例】でした! (^^