キャノン「Canon ZOOM LENS EF 38-76mm f4.5-5.6」海外モデルをちょっと整備
神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、 わたしを試みて、わがもろもろの思いを 知ってください。 わたしに悪しき道のあるかないかを見て、 わたしをとこしえの道に導いてください。
詩篇 139:23-24 (口語訳)
①キャノン「Canon ZOOM LENS EF 38-76mm f4.5-5.6」海外モデル
②「Canon ZOOM LENS EF 38-76mm f4.5-5.6」を整備します
ズームリングゴムを外すとコロとネジがありますが、まだこの段階では外しません。
③前群レンズを取り外します
銘板のシールは再利用するので、できるだけ変形しないようにドライヤーで温めながら剥がします。
そして見えた3個のネジを外せば前群レンズを外す事ができます。
④残念な事にこの時代からレンズの固定はハメゴロシ
なので、溶かして固定しているプラスチック枠部分を削ってから、慎重にレンズを取り外して清掃します。
固定はまたレンズ固定枠を半田ごてで溶かして固定するか、ホットボンドや接着剤などで固定します。
⑤画像②のネジとコロを外してレンズを分割します
ゆっくり慎重に分割しながら、組み合わさっている箇所にマーキングか撮影をしておきます。
そしてフレキシブルケーブルがありますので、絶対に断線しないようにして下さい。
⑥分割するとこんな感じです
ユニットごとに巧妙に設計されているのが良く分かりました。
でもこの造りってタムロンの77D、177D、277Dに良く似てるんですよね^^;
⑦組み合わさる位置をマーキングして後群レンズユニットを外し、レンズ清掃します
後玉もハメゴロシなので、上記④と同じ要領でレンズ清掃します。
⑧絞りユニットを取り外して各レンズを清掃します。
絞りユニットの接点のバネは簡単に外れてしまうので気を付けて下さい。
後は逆の手順で組み立てて完成です。
因みにこの時代のキャノンの標準ズームレンズの仕組みはこれとほぼ同じになっています。
⑨「Canon ZOOM LENS EF 38-76mm f4.5-5.6」の作例
使用カメラはキャノンのKISSx4で、APS-Cになります。
76mm f7.1
⑩景色
55mm f10 ISO400
⑪リサイクルショップ
38mm f7.1
⑫ガソリン安い!
76mm f7.1
最近はウクライナ情勢もあって、ガソリン価格がまた上がっていますよね…orz
⑬リサイクルショップ 買うニャン
38mm f5.6
⑭夜の薬局
38mm f4.5開放
⑮昔のプライズフィギュア トモエ
62mm f11 最短撮影距離
⑯プライズフィギュア撮影 環いろは
こちらは絞り開放にて 62mm f5.6開放
6枚玉というズームの最小構成ですが、このクラスとしては写りは良いと思いました。
あとヌケの良さもなかなかあると思います。
軽くて小さいのも良いですね^^
◎以上、【キャノン「Canon ZOOM LENS EF 38-76mm f4.5-5.6」海外モデルをちょっと整備】でした! (^^;