「Petri C.C. auto 55mm F1.8」chot bunkai chot sakurei
◎以前、ブツ撮りだけで終わった「Petri C.C. auto 55mm F1.8」ですが、僅かに汚れがあったので分解して屋外での作例を載せてみました。
しかしある場所で作業は難航、その理由は下記に記しています💦
あと個人的なペトリのマウント固定方法もちょっと紹介していますが、マウントを削るのが嫌な方にはお勧めできませんのでご了承ください^^;
P.S. 「ada_6」さんいつも応援ありがとうございます!
☆今日の聖句(テサロニケ人への第一の手紙 5:16-18 口語訳)
いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。
- ①それでは「Petri C.C. auto 55mm F1.8」をbunkaiしてseisouしていきます
- ③ペトリのマウント
- ④「Petri C.C. auto 55mm F1.8」のsakurei
①それでは「Petri C.C. auto 55mm F1.8」をbunkaiしてseisouしていきます
銘板は手で簡単に緩めて外す事ができます。
そして前玉を固定しているリングナットを吸盤オープナーなどで外します。
(自分は傷を付けたくない為にできるだけカニ目ツールを使わずに吸盤オープナーで外しています)
外した前玉を清掃しておきます。
レンズと絞りが一体になったユニットを外すために固定している銅製のリングナットを外します。
絞りを制御している制御リングを固定しているCリングを外し、制御リングを外します。
そしてレンズ&絞りユニットを前から引き抜きます。
ここで前群ユニットなんですが、ネジ止め剤たっぷりで外す事ができないと思います。
自分はまずネジ止め剤を柔らかくする為、まず半日ほどエタノールに浸しました。
そして「ウォーターポンププライヤー」で無理やり緩めました^^;
それでもあまりの固さに閉口するほどでした…
ここは貼り合わせレンズなので、カビ取りならそのまま外から拭けばいいですので、バルサム切れ以外は分解する必要はないと思います。
とにかくここは滅茶苦茶固いので、緩めない事をお勧めします。
それとちょっと思ったのですが、ここは緩めた位置から更に45度ほど締め込めた事から、おそらく製造上の寸法ミスで光軸調整してネジ止め剤で固定したと推測されます。
もちろん自分は元の調整位置に戻して固定しておきました。
②レンズと絞りの清掃
自分はなるべくカニ目ツールを使いたくないので、吸盤オープナーで外しています。
レンズ後群の清掃。
レンズ前群は前記の通り、ネジ止め剤で固定されているユニットを外してまで清掃する必要はありません^^;
もし緩める場合は位置マーキングをしてから緩め、また元の位置で固定する必要があります。
絞り羽根の清掃。
後は逆の手順で組み立てて完成となります。
③ペトリのマウント
まずレンズマウント側の突き出ているネジを普通のネジに交換し、Kマウントアダプターのバヨネットを外します。
そしてレンズ側マウントの鉄板の突き出ている三か所(一か所は最初から凹んでいます)のうち二か所のマウント側のネジ位置に当たる部分をちょっとだけヤスリで削ってネジで固定します。
光が入らない様にビニールテープで遮光すれば完成。
一応、無限遠はまぐれでドンピシャでしたが、個体差があるので保証できません^^;
④「Petri C.C. auto 55mm F1.8」のsakurei
使用カメラは1インチセンサーのニコン1なので、ペトリ独自のボケはあまり期待しないで下さい^^;
風景はF8で撮影しています。
⑤もみじ
開放f1.8
⑥木の葉
開放f1.8
⑦もみじⅡ
開放f1.8
⑧公園のベンチ
開放f1.8
⑨葉
開放f1.8
ペトリらしいボケを作るのはフルサイズ機でないと厳しそうです💦
⑩公園の遊具
開放f1.8
ペトリの55mmってボケが何となくミラーレンズみたいになりますね^^;
フルサイズミラーレスならもっと水彩画みたいになるみたいですが…
⑪風景
f8
⑫夜景(わざとボカしてます)
開放f1.8
味があって個人的には好きなレンズなんですが、やっぱりクセ玉には間違いなさそうですね^^;
◎以上、【「Petri C.C. auto 55mm F1.8」chot bunkai chot sakurei】でした!
何故タイトルがローマ字で、分解写真がモノクロなのかと言うと、本編は別ブログでも予定しているからです^^; スミマセン。