キャノンオールドレンズ「CANON FL35mm F2.5」でフィギュアを撮影してみた
◎とあるリサイクルショップのジャンクボックスに転がっていたキャノンオールドレンズ「CANON FL35mm F2.5」を清掃して作例としてプライズフィギュアを撮影してみました。
分解はスピゴットマウントで難しいと思われがちですが、初期のFLは構造が単純なので割と簡単だったりします。
レンズの状態はグリスが気化した薄曇りで、拭いたら簡単に取れました。
この4年後に発売された「FL35mm F3.5」は前玉が曇っている個体が多く、手を出さない方が良いです^^;
もし曇っていない「FL35mm F3.5」に出会ったら大切にした方がいいかもしれません。
①キャノンオールドレンズ「CANON FL35mm F2.5」
発売年月 1964年(昭和39年)3月 発売時価格 20,700円 レンズ構成(群) 5
レンズ構成(枚) 7 絞り羽根枚数 6 最小絞り 16
最短撮影距離(m) 0.4 最大撮影倍率(倍) 0.115 フィルター径(mm) 58
最大径x長さ(mm)x(mm) 63 x 55 質量(g) 352
以上、「キャノンミュージアム」より抜粋しています。
前に絞りリングがあるレンズはクラシカルでいいですよね^^
以前はこのレンズを良く見かけたのですが、最近は減りつつある感じがします。
②このレンズを使ってプライズフィギュア「生徒会の一存くりむ会長」を撮影していきます!
開放f2.5だとこんな感じで、ややソフトな印象です。
「ピントがV1だと合わせにくいのでズレているかもしれません💦」
カメラはオールドミラーレスの「ニコン1 V1」で、細かな絞り値は忘れてしまったので書いてません^^;
フードは確か付けなかったと思います。
被写体はセガプライズ「生徒会の一存 HGフィギュア くりむスベシャル 水着Ver.」。
③開放f2.5 ことり
セガプライズ 「ラブライブ! キャラキュートfeat. 八雲剣豪 南ことり」
④開放f2.5 にこ
セガプライズ 「ラブライブ! キャラキュートfeat. 八雲剣豪 矢沢にこ」
⑤開放 f2.5 最短撮影距離
最短撮影距離0.4m
⑥ちょっと絞ってf5.6
かなりシャキーンと写る様になります^^
⑦もう少し絞ってf8.0最短撮影距離
最短撮影距離0.4m
⑧f8.0 フィギュア正面
フィギュアの向きを少し変えて撮影。
⑨f8.0 ややローアングルで撮影しています。
ここでフィギュアの「タスキ」が外れているのを発見!
ボンドでくっつけておかないとorz
⑩f8.0 ローアングル撮影
50年前のレンズとしては良く写ります☆
開放の近距離撮影だとちょっと柔らかい感じが出ますが、ちょっと絞るとシャキーンとしますので、その辺はセンスとレンズの味わいと言う事で^^
⑪オマケ画像 「引き伸ばしレンズEL-NIKKOR 50mm F2.8Nでフィギュアを撮影」
焦点距離52.0mm レンズ構成4群6枚 質量105g
この引き伸ばしレンズは開放からバリバリに写りますが、別途ヘリコイドマウントアダプターが必要になります。
⑫EL-NIKKOR 50mm F2.8Nでスケールフィギュア撮影
一番くじプレミアム ソードアート・オンライン STAGE1 B賞 リーファ プレミアムフィギュア
◎以上、【キャノンオールドレンズ「CANON FL35mm F2.5」でフィギュアを撮影してみた】でした! (^^