いろんなオールドレンズでフィギュアを撮影してみた

◎今回はオールドレンズや引き伸ばしレンズ、オールドAFレンズ(?)を使ってフィギュアを撮影してみました。

まぁ、ぶっちゃけ、分解・清掃したオールドレンズのテスト撮影に使った画像の余り物を集めただけですが…(汗)

①オールドAFレンズで撮影したフィギュア「高森藍子」

設計が25年も経過しているので、もうオールドレンズでいいですよね(汗)

レンズはTAMRON 「AF 28-80mm F/3.5-5.6 Aspherical　(277D)」で、カメラはキャノン「EOS KISSx3」になります。
レンズ構成 7群7枚 最短撮影距離 0.7m 最大撮影倍率 1:8 フィルター径 58mm

このレンズは1995年～2005年まで作られた3兄弟の77D/177D/277Dのうちの1つになり、この時代のシグマレンズはキャノンのデジイチでエラーが出て使えませんが、タムロンだとちゃんと使えました。

被写体はバンプレストのアイドルマスター シンデレラガールズ「高森藍子」の最高峰フィギュアシリーズ「EXQ」から。

②soligor 35mm f2.8

ジャンクで買った時はピントの山が全く掴めなかったのですが、原因が何とバルサム切れによるバルサム膨張でした(汗)

貼り合わせ直したら元の性能に戻りましたが、他のブログの人も「このレンズのバルサムを貼り直したら直った」と書いていたので、このレンズ独自の持病なのかもしれません。

レトロフォーカス型で、レンズ構成は5群6枚、絞り羽根6枚、おそらくサン光機製で、1970年代製造の物と思われます。

③オールドレンズ「soligor 35mm f2.8」を使い、開放f2.8で撮影

被写体のフィギュアはフリュープライズの「チノ」

使用カメラはニコン1V1

④「soligor 35mm f2.8」f5.6

最短撮影距離

⑤オールドレンズの引き伸ばしレンズ「KONISHIROKU E-Hexanon 75mm f3.5」

買った時は中玉の後ろが曇っていて取れないか不安でしたが、どうやらグリスが気化したものだったらしく、簡単に取れて良かったです^^;

この引き伸ばしレンズは3群4枚の「エルマー型」で、トリプレットやテッサー、オルソメターの写りが安く楽しめるのは引き伸ばしレンズの醍醐味だと思っています。

但し、ヘリコイドマウントアダプターや、変換リング、調整スペーサーが必要になります。

⑥オールドレンズ「 Asahi Super-Takumar 28mm F3.5 M42」でフィギュア撮影

f3.5開放
1965年頃発売　レンズ構成6群7枚　絞り羽根枚数5枚　フィルター径58mm

これはカビジャンクで買った物を分解・清掃したものですが、良く見たらまだカビが残っていました(汗)

なので若干コントラストが低下しています。

⑦f5.6で撮影

f5.6まで絞るとかなり解像しますが、この距離だともう少し被写界深度が要ると思います。

⑧f8.0　最短撮影距離

カメラはニコン1V1を使ってますので、主にレンズの中心を使う事になります。

また、画角の一部を大きく切り出す感じになるので、レンズの中心付近の良し悪しも良く分かったりします(汗)

⑨開放f3.5　デレマス「高森藍子」

こちらも 「Asahi Super-Takumar 28mm F3.5 M42」です。

⑩f5.6

最短撮影距離付近で撮影しています。

⑪オールドレンズ「SIGMA MICROMACRO YS 100mm f2.8」でフィギュア撮影

yossyheim.com

このレンズも分解・清掃しましたが、仕組みが特殊で割と厄介者でした(汗)

その理由は画像⑭に書いておきます^^;

⑫f2.8開放でフィギュア撮影

⑬f5.6でフィギュア撮影

⑭f2.8でフィギュア撮影

このマクロレンズはソフトフォーカス仕様なので、あえてマクロ撮影はしていません^^;

「システムフォーカシング」と言って、ピントリングと撮影倍率変化リングの2つの調整リングを持った独特の仕様となっています。

その為、最短撮影距離の開放ではソフトフォーカスがマックスになり、ボケ具合は絞りで調整するようになっているので気をつけて下さい。

⑮f2.8でフィギュア撮影

⑯f8.0でフィギュア撮影

被写体はバンプレストのプライズ、アイドルマスター シンデレラガールズ　「喜多見柚 」EXQフィギュアです。

使用カメラはキャノン「EOS KISSx3」です。

◎以上、【いろんなオールドレンズでフィギュアを撮影してみた】でした!  (^^