カビジャンク「シグマ SIGMA 24-70mm F3.5-5.6 ASPHERICAL (無印)」でフィギュアをテスト撮影
カビジャンク「シグマ SIGMA 24-70mm F3.5-5.6 ASPHERICAL (無印)」でフィギュアをテスト撮影!
◎ドフ(ハードオフ)のジャンクボックスに転がっていたカビジャンクレンズ「シグマ SIGMA 24-70mm F3.5-5.6 ASPHERICAL (無印)」を懲りずに買ってきました(笑)
まぁ、ジャンク20%オフセールもあって264円で買えたのもありますが^^;
シグマの28-80mmはゴロゴロしていますが、f2.8スタートや24mmスタートのレンズは数が少なく、安いのが見つかるとつい買ってしまいます。
①カビジャンクレンズ「シグマ SIGMA 24-70mm F3.5-5.6 ASPHERICAL (無印)」
このレンズは「HF: 2001年」や「UC: おそらく1998年頃」が存在しますが、どうやらこの無印が一番古いらしく、1994年となっていました。
レンズ構成は8群11枚、絞り羽根枚数6枚、最短撮影距離0.5m、フィルター径55mm 、重量265g。
「HF」登場まではスペックは変わりませんが、何故1998年頃に外装を変えただけで「UC (ウルトラコンパクト)」と名付けたのかは不明です^^;
(1994年にはもうUCと名付けたレンズがありました)
このシグマさんの当時の表面加工技術である表面ゴムコーティング(ZEN仕上げ)は確かに高級感と滑り止め効果が高くて良かったのですが、後々、これがベタベタになって使い物にならなくなるとは予想してなかったみたいです(汗)
それでも未だにこれを使っているメーカーがあり、自分が買った自転車の高級LEDライトもそれで、今はベトベトドロドロになってしまいました^^;
こればかりはエタノールで取り除くしかなく、何とか対策できないかと思って自分はワセリンを塗って様子を見ています。
(ZEN仕上げは加水分解によってベタベタになる為、油分で加水を防ぐ作戦です)
あとこの時代のシグマレンズはキャノンのデジタルでエラーが出て使い物にならないので注意が必要です。
(海外で売っている対策チップを入れれば直りますが…)
そんな理由もあってか、シグマさんが過去のレンズをHPから排除したのは残念です。
タムロンは全て閲覧できるのに^^;
(厳密に言うとタムロンも過去に売ったTaikorとかHPに載ってませんが)
②とりあえずカビレンズのままフィギュアをテスト撮影 広角端の24mm開放f3.5から
24mmは開放から良く写りますが、最短撮影距離が0.5mとちょっと長いです。
でもやっぱりカビがあるのでコントラストは低下は避けられません💦
③24mm f5.6
かなりキリッとしてきます。
因みにカメラは1インチセンサーのニコン1なので、レンズの隅は使っていません(汗)
ピントは「バンプレスト 魔法少女まどか★マギカ SQ スペシャルアソート 鹿目まどかか」の目に合わせています^^;
④24mm f8.0
被写界深度も深くなってフィギュアを撮影するには良い感じです。
でも被写体が入りきらない為にハイアングル気味で撮っていますが、フィギュアを撮影する時に広角端でハイアングルは「頭でっかち」になるので禁物です^^;
割と多くの方がやっていますが、広角で撮るならローアングルの方が迫力が出るのでおススメです。
⑤望遠端 70mm f5.6開放
望遠端の70mm開放はちょっと甘いです。
これはカビ清掃後は少し良くなりましたが、おそらく仕様なんでしょうね^^;
⑥70mm f8.0
望遠端は1~2段絞るとキリッとしますね^^
カビがあってこの写りはなかなか♪
⑦70mm f11.0
ここまで絞ると「回析現象」や「小絞りぼけ」が出始めますね^^;
カビを清掃すれば少し良くなるかもしれませんが…
⑧70mm f8.0
このレンズの海外での評価もシャープネスが☆☆☆☆★だったので、カビ状態でここまで写るのなら良いと思います。
⑨オマケ画像
この「一番くじ プレミアムフィギュア 魔法少女まどか☆マギカ B賞 暁美ほむら」はホビーオフのジャンクコーナーで¥110でした^^;
理由は画像の通りです(汗)
◎以上、【カビジャンク「シグマ SIGMA 24-70mm F3.5-5.6 ASPHERICAL (無印)」でフィギュアをテスト撮影】でした! (^^;