「Super-Multi-Coated Takumar 200mm F4」をLightlyに分解・清掃して使ってみました☆
◎3年前に分解した「Super-Multi-Coated Takumar 200mm F4」の画像があったので、当時の事を思い出しながら記事にしてみました。
実は1965~1971年に生産された「Super-Takumar 200mm F4」か1971~1975年に生産されたマルチコートの「Super-Multi-Coated Takumar 200mm F4」なのか外観の違いを知らない為に分からなくなってしまいましたが、確かSMCの方だったと思います^^;
このレンズは腕力のある人ならレンズ前群まで工具無しで簡単に分解できると思いますが、流石にレンズ後群^はカニ目ツールなどがないと分解できません^^;
①PENTAX (ペンタックス) Super-Multi-Coated TAKUMAR 200mm F4 M42
販売時期:1971~1975年 レンズマウント: M42 イメージサイズ: フルフレーム35mm
レンズ構成: 5群5枚テレフォトタイプ 絞り羽根枚数: 6枚 最小絞り: F22
フォーカシング: マニュアルフォーカス 最短撮影距離: 2.5m 重さ: 550g
フィルター径: 58mm 外寸: 64.5x136mm 画角: 12°/10°
なかなか良く写るレンズだと思いますが、不人気の135~200mmクラスの為に市場価格はかなり安めになっています…^^;
ジャンクだと数百円なんてザラですから…
②前群ユニットを外すのは簡単
まずフロント側の外枠筒を反時計回りに回して外します。
そして前群ユニットも同様に反時計回りに回して外せばOKです。
(この時に前玉を押さえているリングナットが先に緩む事があるので注意します)
③どんどん分解して各レンズを清掃していきます
前群ユニットを分解して各レンズを清掃しますが、レンズやスペーサーの向きだけはマーキングなどをして厳守します。
(レンズの向きが無い様に見えて逆に組むと画像の周囲が流れたり、全くピントが合わなくなるので要注意です)
レンズ後群はカニ目ツールを使用して取り外すと良いです。
自分がまだビギナーだった頃はレンズやスペーサーの向きを間違えて大変な目に遭いましたねぇ^^;
そんな時は「レンズ名+レンズ構成図(lens construction)」でググッてレンズ構成図を探しましょう!
マイナーなレンズで無い限り発見する事ができると思います。
今までとても嫌だったのはマキノンのズームレンズで、レンズ押さえを外した途端にレンズとスペーサーが15個もドドっと出てきて元に戻す事が困難になった事があります。
マキノンズームだけは気をつけて…(汗)
④「Super-Multi-Coated Takumar 200mm F4」の作例
使用カメラはニコン1V1という無茶な組み合わせの為、曇天でシャッタースピードを稼ぐ為にテールランプ以外の画像は全て開放で撮影したと思います^^;
ニコン1はISO400以だとノイズが極端に増えるのも理由の一つになりますし、ニコン1の1インチセンサーだとフルサイズ7000万画素の1/7をトリミングして使っているのと同じで、手ブレとレンズに対する解像度の要求度がとても高くなります。
理想は手振れ補正付のフルサイズミラーレスですね^^;
⑤とある外車のディーラー
アメ車だと思うのですが、ちょっと分かりませんでした。
⑥テールランプを開放F4で撮影
⑦テールランプをF5.6で撮影
⑧テールランプをF8で撮影しています
LEDはレンズで光を拡散しているのでこんな感じになりますね^^;
⑨マクドナルド
あっ、この時はこれを買いました(笑)
やっぱりエグチが美味しいですね^^
⑩おまちください
しかし時代は待ってくれなかった… (遠い目)
今はカメラもレンズもスマホが台頭してすっかり高価な物になってしまいましたねぇ。
自分はジャンクレンズで遊ぶのが楽しいから関係ありませんが、フルサイズミラーレスは欲しいです^^;
⑪自転車のハンドルグリップ
最近、自転車のタイヤを千枚通しみたいなものでパンクさせられて悲しくなりましたよ…orz
人の気持ちが分からない人間だけにはなって欲しくないものです。
◎以上、【「Super-Multi-Coated Takumar 200mm F4」をLightlyに分解・清掃して使ってみました☆】でした! (^^