水着のフィギュア撮影って難しい…
◎個人的に水着のフィギュアって撮影が難しいと思うのです。
立体感を出す為に胸やお腹の腹筋などの影を強く出すのですが、そんな時は照明をほぼ真横まで移動させる事になります。
そうするとシリアスな感じになってしまうんですよね、これが^^;
かと言ってレフ板を置くと華やかさは取り戻せても立体感は失われる…
いろいろ試してきましたが、未だに答えは出ないままです。
割と自分が良いと思ったのはフラッシュのバウンス撮影でしたけどね^^
①今まで通りの撮影「照明、上、横+レフ板」
BANPREST PRIZE EXQ 「Nozomi Tojo」
「Spiritual girl who takes things at her own pace, Nozomi Tojo!」だそうです。
フルサイズ一眼レフ+90mm/f2.8マクロ
②「東條希」やや斜め右側
照明をまんべんなく当てつつ、立体感を出すのは難しいです。
③右後ろ
本気で影や立体感に拘ると、角度ごとに照明の位置を変える必要があります。
めんどくさいですよね^^;
④後ろ姿
ついでに言っておくと、このフィギュアは髪の色も出しにくいです。
目で見ると下の色が見た目に近く感じました。
コントラストを上げると確実に青っぽくなっていきますね。
⑤サイドビュー
レビューって、いかに質感を伝えられるか!?、と勝手に思っている自分… (無理)
画像は明るい方が「発色」を伝えられますが、明るさで情報が潰れる事も多く、「質感」は必ず落ちます。
でも綺麗な女性フィギュアで明るさを落とすと華やかさは確実にダウン。
どこまで明るくするかはUP主のセンス次第。
⑥90mmマクロであまり絞らずに撮影
コントラストが高いとシャドウが潰れて「質感」は落ちます。
逆にコントラストが低いとメリハリが無くなってこれまた… (ry
⑦影に拘り過ぎると…
こんな時はレフ板で光を足すしかないです。(立体感は減りますが)
ダイナミックレンジの低い昔のカメラだとコントラストがキツくなる傾向があります。
白色が飛んで、黒い方は潰れる感じ…
あ、あと広角レンズでフィギュアを撮影すると歪むので厳禁です。
顔のアップとかハイアングルだと歪みまくってます。
⑧背景色を変えてみよう!
青はやっぱりキャラの髪の色と被るし、明るい被写体だと眩しく感じるので良くないですねぇ^^;
背景色は当然光が反射して被写体の色に影響するので注意しないといけません。
赤とか最悪だったので、背景はできるだけ被写体から離すのが理想。
一番影響しないのは「グレー」ですが、フィギュア撮影には使えないですよね。
水着なら水色が良いのかもしれません。
⑨コントラストを上げたらこんな感じ
青色はコントラストで色が結構変わってしまいます。
⑩人工の明かりの限界
やはり拘れば太陽という自然光が最強なのかもしれません。
何故なら光には紫外線や赤外線などの「波長」があり、人間の目では認識できない光もあるからです。
⑪上はスポット的なライト、下からの照明
LED電球にトレーシングペーパー付けてディフューザーとしてます。
下は直管蛍光灯2個。
照射面積の小さい光源だとプライズのテカリが出易いのが欠点ですね。
1インチセンサーカメラ+付属の標準ズーム
⑫いつもの照明、レフ板
大きな照明の方がプライズのテカリを抑える事ができます。
でも立体感はセッティング次第。
⑬いつもの照明、黒いレフ板
実は黒も反射します。
車の撮影などは黒のレフ板を使っているのを見て気づきました。
お腹などの立体感が出ているのが分かります。
⑭背景の下に照明+
背景にも照明を仕込むのは良くあるテクニックだそうです。
自分は面倒で良く忘れますが^^;
⑮背景の上に照明+
とにかくライティングは奥が深いです^^;
そして色温度、明るさ、コントラスト、シャドウ、白レベル、黒レベル、などを自分は弄ってます。
◎ちょっと独り言みたいな内容になってしまいましたが…
以上、【水着のフィギュア撮影って難しい…】でした!